Amazonでポチッと購入しました、サトちゃんのトラクタ名人になる!
今季からトラクタに乗り始め、義父に言われた通りハンドル握り回転数上げ下げして田んぼを耕し、代掻きしてました。
トラクタ運転して言われたことをこなすのが精一杯で効率なんて考える余裕がなかったです。重機の扱いって機械だから異次元の馬力で少しの油断が大怪我や命を落とすことに繋がるので、真剣そのものです。でも少し慣れてくるとトラクター内は心地よい日差しでぽかぽか陽気に包まれ、単調作業についついウトウト。。。
義父は長年トラクタを乗っているので経験豊かでスイスイ流れるように作業を進めていきますが、初乗り新参者にはなんのことやら分からず、真っ直ぐ運転すること、端まで行ったら後進と前進で折り返すことに全精力を費やし終了って感じで初年度を乗り切った状況。
田んぼの端っこもしっかり耕して代掻きするのはなかなか難しい。
トラクタのこともっと勉強して、燃費と作業効率少しでも向上し、生産量も増やしていかないと駄目でしょ、てことでネットサーチしてたらDVD 付きの専門誌「サトちゃんのトラクタ名人になる!」を見つけ、書評もすこぶる良いので購入です。
これ、DVDの動画解説もあってトラクタの構造から作業効率のハウツーまで、全ページ写真入りで説明されていて、まさにバイブルです。イナ作師匠のサトちゃん、経験則でなくデータに基づき合理的に解説してくれていて面白い。
義父から学ぶ長年培われた経験則にデータ化された知識とノウハウを取り入れ、自分の作業効率を常にこうしたデータと比較することが大事ですね。一ヘクタール耕すのにどのぐらいの軽油を使用したのか、米の取れ高量はいくらか、毎年記録していこう。
長持ちさせるメンテ術も事細かく記載されていて、勉強になります。知識だけは豊富な頭でっかちになりがちですが、春からの耕耘は考えながら知識を経験に落とし込むのが新しい目標で楽しみです。
まずは機械を手で動かしてみて、このバイブル本で作業効率見直し、改善して作業に落とし込み、また見直す、この繰り返しが大事ですね。PDCAでなくでDCAP、まずはDo(実行)、つぎにCheck(評価)、そしてAct(改善)で、最後にPlan(計画)。
農業は生産も販売もマーケティングも全てをみていかないとですが、やり甲斐はハンパなくビジネスしている感はモチベーションに繋がります!