重いものを前へ後ろへ引っ張ったり運んだり、牽引力抜群の馬力ある万能マシン。
例えば田植え機がぬかるんだ泥にはまって動けなくなっても、トラクターで牽引すれば一発解消。
春先は田んぼをうなうのに使い(土を掘り起こして混ぜる)、田植え前の代掻き(田んぼに水を入れトラクターで土を砕いてかき混ぜ、土の表面を平らにする作業)に使います。
何かとシーズン通し活躍しています。
当ファームの田植え機は8列同時に植えることができます。
真っ直ぐ植えていくのは意外と難しいです。植えたての田んぼをみるとひと目でその生産者の腕の良し悪しがわかってしまいます。
最近はGPS付きの田植え機もあり、手を離しても自動で真っ直ぐ植えてくれます。
水はけを良くし、根がしっかりと養分を吸収できるよう、田んぼに溝を掘ります。だいたい一つの田んぼに六本ほど溝を掘っていきます。
この作業に必要不可欠なのが田面ライダー
トノサマバッタが田んぼを自在に駆け抜けるように、原チャリの田んぼ走行バージョンをエンジン吹かして爆音で疾走する様はかっこいいです
製造年度もよくわからない昔からある運搬車。
どんな重い物でも楽々運べ、本当に重宝しています。
ミニチュア戦車のようなキャタピラのおかげで、ぬかるんだ田んぼの中もスタックすることなく入ることができ、水を含んだドロで重さ倍増の苗箱や工具など、なんでもその重厚な動力で運ぶことができます。
正式名称はコンバインハーベスター(Combine Harvester)
当ファーム含む日本で使われるコンバインは自脱型コンバインで、稲を刈り取りながら同時に脱穀もしてくれる優れものです。
刈り取りと脱穀を同時にこなせるという意味の英語Combineをもとにつけられました。
今はなき輸送機器メーカーTCM製フォークリフト。
TCMマークが入ったフォークリフトの所有率、近隣農家さんでも高いんですよね:)
見た目はサビサビの年代物ですが、油さして毎年元気にシーズン通してフル稼働。国産の農機器は本当に耐久性ハンパでないです。
米袋も苗箱も本当に重いので、フォークリフトを上手く乗りこなすことが作業効率アップに繋がります。