農家のこせがれネットワーク

めちゃくちゃ興味あった農家のこせがれネットワークの交流会に参加してきました!!

何気なくテレビを見ていたら、テレビ東京のカンブリア宮殿で湘南みやじ豚代表の宮治さんが取材されていて、父親の養豚農家を継いで、ブランド肉みやじ豚の直販やそのみやじ豚を食べてもらうBBQとか、なんだかいろんな面白いことやっているすごい農家さんだなーって感心しながら妻と視てました。

早速、妻が8月開催のみやじ豚BBQへの参加を申込み、当日は妹と姪っ子連れて参加してきました。

ただでさえ人気のBBQ、私たちのようなテレビ視聴組も加わっているようで、盛大な賑わいの中、ジューシーな脂身もすごく旨いみやじ豚堪能しました:D ついでにみやじ豚ジャーキーも食べてみたところ、柔らかくていい感じに歯で肉を割くことができて美味い!

息子も姪っ子も興奮して走り回り(しっかりと背中にはみやじ豚ステッカー貼ってます:))、目が離せなくて大変。家族ウケするプロデュースも心にくい。外にはかわいいポニーも!

BBQ全景
遊びまわる息子と姪っ子
優しいポニー

こんな感じでBBQはみんな楽しく過ごすことができ、帰り際に宮治社長にも軽く挨拶し家路へ。

みやじ豚、6次産業化(養豚、加工品生産、直売そしてBBQプロデュース)で成功しているやり手の農家(農業法人)で、農業ビジネスの指標です。

その宮治さんが代表を務めるNPO法人農家のこせがれネットワーク。農家のこせがれ(実家が農家で、農家を引き継いでいる人、もしくは引き継ぐ予定の人)のみが会員資格、これは入らない手はないでしょう、って感じで12/6のこせがれ交流会へ参加してきました。

交流会当日は愛知のいちじく農家の鈴木さんの後継問題、6次産業化などプライスレス(死語かな)なお話を聞くことができ、すごーーく勉強になりました。

鈴木さん、父親は元々ナス農家で、ナスを辞めて独学でいちじく作付けを学び、今では予約販売3年待ち糖度抜群のブランドいちじくを栽培しています。

父親がプライド持って作ってきたナスを辞めて(全否定!?)、いちじく農家として出直す、こせがれというより、新規就農者じゃないですか。後継もすごい揉めそう。。。実際毎日喧嘩が絶えなかったそう。

いちじく植えても最初の3年ほどは収穫もできず、引っ越しとかのアルバイトで生活していたとか。経歴も興味深いですが、外見も雰囲気もなんだか水滸伝の梁山泊にいる豪傑のような感じで感心しまくりです。

鈴木さんの農家経歴はこちらを参照 ”赤字経営からの大逆転!実家の農業を作変えし、予約3年待ちのヒット商品を生んだ2代目の経営戦略”

鈴木さんの経営する三州フルーツ工房、超熟いちじく食べてみたいです。いつになったら手に入るのでしょうか。

鈴木さんも宮治さんもこせがれですが、一度は異業種で社会人を経験し実家に戻り農業ビジネスを廻し、この世界で活躍されているのはいい刺激で目標になります。

鈴木さんの後継アドバイスの一つに、地元の方々に弱い面も含めた素の自分を見せて(飲み会でとことんまで飲んで酔いつぶれるとか)、恥ずかしがらず強がらず必要な時は助けてもらい、地域コミュニティに溶け込み、そして地域の人々が困っている時は手を差し伸べることは大事だよとアドバイス受け、肩肘張らず焦らず地域の方々と交流を深めていこうと改めて思いました。地元の方々の協力なしには何も進まないですから。

あと参加者の方々も皆、実家が農家でいつかは継いでいくことを考えていて、若くて大都市の異業界に今は身を置くこせがれの方々との交流もいい感じ。

妻の実家のお米農家へ裸一貫で飛び込み、元々縁もゆかりもない地方での生活では常に孤独感がつきまとい、しーんとした夜など話し相手がいなくやりきれないことが多々あります。

同じような境遇のこせがれさんとの交流、自分の立ち位置確認と孤独感解消にも最高です。

農家のこせがれのみなさま、交流会に参加するとまた違った新しい視点で農業が見えてくると思いますよ。

次の地域交流会ではつがれた日本酒はしっかり飲んで、酔いつぶれて素の自分を見せますか:D

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