真夏の草刈り

3週間ほど前に刈ったばかりなのに、もう草が伸び放題。

真夏の草刈りは早朝5時前後から7時までが勝負。7時以降は直射日光が痛く、気温が急上昇し田んぼ周辺はサウナ状態。

田んぼの代表的な雑草、ノビエが伸び放題の畔。

ノビエが繁茂する草刈り前の畔

穂が出る前のノビエは稲と姿形もそっくりで、農業初心者の私ではぱっと見区別がつかないですが、穂が出ると一目瞭然。草刈り機でさっさっと刈っていきます。

それにしても田んぼ周りの雑草の生命力ハンパない。

例えて言うならコーエーのゲーム無双シリーズ。倒しても倒してもザコが次から次へと現れ、たまに中ボスの石ころに草刈り機の刃が当たり、弾き飛ばされて手が痺れる。

初めて草刈りした時は刈り方のコツが分からず、草も田んぼの中に散りまくり、稲も刈ってしまい散々でしたが、経歴2年目にしてなんとなく扱い方が分かってきたような気がします。

ノビエ退治後の畔

雑草を綺麗に刈った後の畔を眺めるのが至福の時です。

それにしても青い空が綺麗!

ところで、草刈りには大きな難敵がいます。

それは、ヘビ!!

この子たち、草むらの中から頻繁に出現するんです。

蛇嫌いの方は草刈りが本当に苦手です。ヘビがダメで草刈りはベテランシルバーの方を雇う農家さんもいます。

多くのヘビは草刈り機や人の足跡の振動で近寄る前に姿を消していると思われますが、なかにはじっと動かず、哀れにも草刈り機に刈られてしまう子も。。

農家さんと話していると、あーーヘビ刈ってしまったとか、みんなトラウマな経験をしています。

幸運にも私は今までヘビを刈ったことはなかったんですが、昨日の夕方、僅か一時間の間に二匹も刈ってしまいました。。。

なんで逃げてくれなかったのかなーと思いつつ、草刈りをする気力が一気にトーンダウン。

幸いにも一匹は尻尾の負傷でなんとか大丈夫そう。

口を開けて怒っています。写真撮影の後、そっと草むらへ帰しました;)^^

水田のシマヘビ

畔には豊かな生態系が育まれています。無数の虫が雑草に群がり、それを目当てにカエルが集まり、カエルを主食とするシマヘビ、ヤマカガシが住み着く。

雑草を伸び放題にしておくとカメムシが湧いて稲に悪さをするので頻繁に刈りますが、自然の営みに直に接することができる稲作は本当に面白い!でもヘビとは遭遇したくないな。

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