一度目の代掻き、荒掻き

万宝院ファームでは代掻きを2回行います。

代掻きにはこうした効果が期待できます。

  1. 田んぼの高低差を均一にして水回りを安定、管理を容易にする
  2. 田んぼをかき回して土をドロドロに練り上げ、雑草を抑える
  3. 苗を植えやすくし、根張りがよくなる

代掻きして水を張ると鏡張りのような美しい水田へ仕上がり、気持ちいいです。

代掻きには専用のアタッチメントをトラクターへ取り付けます。

今年は水田面積を増やしたので、この時期から代掻きを始めないと田植えに間に合わないのですが、あまり早くから代掻きを始め水田を放って置くと雑草が根付いてしまうため、田植え前に再度代掻きを行います。

水田に水が満たされると、明治初頭に大英帝国の旅行家イザベラ・バード がここ置賜を訪れ、”鋤(すき)で耕したというより鉛筆で描いたように美しい、ここは東洋のアルカディア(桃源郷)”とその著書「日本奥地紀行」で表しているそのものの光景が目の前に広がり、感動もひとしお。

地元の人にはこの光景が当たり前のようですが、東京から来た私にはイザベラ・バードのように!??毎年感嘆しております^^

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