日本は農業で救われる

私たちは農業で救われた。

刺激的なタイトルで思わず手にとって読んでしまいました、日経ビジネスの「農業で解決 日本の課題」

元ヤン、先行き不安な中年、ブラック企業社員、貧困OL、シングルマザー、これでもかとのフレーズが並びますが、みんな行き場を失った状況から就農し、活力を取り戻しやりがいを感じ農業ビジネスに打ち込んでいる。

これって、私もまさしく同じ境遇です!

私の場合は、外資企業で半年から長く勤めあげても3年ほどで転職を5回経験し、一時は精神的にも肉体的にも疲れ果て、慢性疲労そして顔面神経痛に悩まされました。

こんなに頻繁に転職するなんて、社会と組織不適合者なんだなと落ち込み。。会社から指示された職務をこなすことにモチベーション上がらず、ストレスの反動でコンビニとかで無駄に出費してしまい、お金も貯まらず健康も害す状況でした。

アップ・オア・アウト(昇進できなければ首切り)が当たり前の外資で疲労困憊し、40才を超えてからこれから先も数年に一度転職を繰り返す人生を今後20年、30年と続けていかないといけないのかと思うと絶望しか思えなくなってしまって。

私もまだまだ駆け出しゼロ年目の新規就農者で多くの不安と課題を抱えてますが(直販拡大、農業技術の習得、地域社会とのコミュニケーション、移住計画等々)、こうしてブログに日々徒然なるままに考えていることを書いたり、ネット販売に力を入れたり、繁忙期は飯豊町で義父と一緒に田んぼで泥まみれになりながら稲作して、地域のお祭に参加したりと、自分の頭で考え行動していくことは楽しみでしかないです。

農業の魅力は外で自然相手に身体を動かすことができ、そしていかに効率よく作業を進めていくことができるか、頭をフルに回転させて行動できることです。

この日経ビジネスの記事の最後に、農業は自動車産業を超える世界規模で200兆円市場へと成長するとの記載があります。なんとも明るい未来です!

人間が生活していくために必要不可欠な農業、私も魅力ある産業だと捉え、思い切って飛び込み救われているように思います:)

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