十割蕎麦「きはる」 オープンです!

本職の日本料理人が手がける十割蕎麦のお店「きはる」が、飯豊町の椿産直にて先月オープンしました。

旬の山菜、野菜、海老の天ぷらがサクサクでお世辞抜きに最高に旨い!!

蕎麦粉は山形県最上地方で栽培されている最上早生。

最上は蕎麦粉の生産が有名な地域で、山形でも秋田よりに位置しております。

江戸時代の幕藩体制では最上地方は当初、最上義光を藩祖とする最上家が支配しておりました。ちなみに万宝院が所在する置賜は上杉米沢藩治政下です。

同じ山形県でも明治前は藩が異なり、それに応じ文化、言葉の訛りも違い、現代まで連綿と続いてます。

歴史好きの悪い癖で話が逸れてしまいましたが、和食料理人が揚げる天ぷらが絶品なのです。

つなぎの小麦粉を使わない十割蕎麦をささっとすすり、さくさく天ぷらを食す。あーー日本人に生まれてよかったと思う瞬間でもあります。

旬の山菜の和え物やごま豆腐などの小鉢もついていて、どれもこれも絶妙の美味しさです。

「きはる」とはオーナーが飯豊町椿出身で椿は木と春、”きはる”と名付けました。

米澤豚せいろも旨すぎです。米沢は牛だけが美味しいのではないんですね。旨味成分たっぷりの米澤豚は言うことなし。

これから暑くなる季節に合わせ、冷やし馬肉そばがデビューしますので(器を氷でキンキンに冷やすようです。旨そうー。置賜では馬肉が盛んに食べられてます)、飯豊方面へ来られる方はぜひぜひお越しください!

私は3日に一度のペースで食べに行ってます。オーナー夫妻が気さくな心温まる人柄で最高。

米坂線羽前椿駅から徒歩10分ほど。場所はこちらです。

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