自走式草刈機

2輪駆動の自走式草刈機を導入しました。

作業効率めちゃくちゃアップです^^

刈り取る接地面が広いので広範囲に草を刈ることができ、ギアも1速、2速と選ぶことができて、平地を2速で動かすと高速で草が刈られて気持ちいい。

草刈機の片側は畔(あぜ)に合わせて60°まで角度調整でき、斜面を効率よく刈ることが可能。

使い勝手素晴らしいです。ただ、あくまで平地の上を車輪が走らないとダメで、斜面に車輪が乗ってしまうとその重さでズルズル下へ落ちてしまい、力技で上へ戻すのが大変。

ギアもリアがあるので動力で戻すこともできますが、重い機械を支えるのに力を使うので、なかなか骨が折れます。

それでも草刈りはだいぶ楽になりました。

燃料は混合油。これも農業に携わるまでわからなかったのですが、混合油は通常25:1でガソリン25に対し2サイクルエンジンオイルを1の割合で混ぜ合わせます。

農業機械によって、ガソリン、ディーゼル、混合油、それぞれ異なる燃料を使うので気をつけないと。

稲作は多額の設備投資が必要となるのも事実です。年に一度、もしくは数度の使用頻度にも関わらず、高額な農業機械をそれぞれの個人農家が自己所有しているのが一般的。

当ファームも含め既存の農家は自己所有が当たり前と考え、設備投資に借金を抱え機械貧乏の農家が多いのも事実。

これからは周囲の農家とトラクターなどの大型農業機械をシェアし、固定費を抑える必要があると考えます。

稲作農家の多くが低い利益率である事由の一つは、高コスト体質。使用頻度が低い機械を他農家とシェアし、減価償却費を下げ、メンテナンスコストもシェアする。

課題は多いですが、解決していかないと持続可能なビジネスには成り得ないです。

日本の農業はまだまだ閉鎖的で多くの課題を抱えていますが、変革していく気概を持ち、前へ進んでいきます!

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