VC or ICO

Twitterを通し日夜膨大な量の情報に接し、消化不良な日々を送りつつ、今週はトラクターでひたすら代掻きしている農業新参者です^^

Twitterは専ら見るの専門ですが、刻々とアップデートされるテクノロジーの動向とか、ビジネスに役立つヒントが溢れるほど垂れ流され、なんだか知識だけは豊富でいっぱしの起業家になってるような錯覚に陥りますが、アウトプット満足にできていないおっさんです。。

それでもTwitterがないと生活に張りが出ないと思えるほど頻繁にチェックしてます。

知の源泉はTwitterからと言っても過言ではないかな。

フィンテック分野での破壊的なイノベーション記事とか、目にするとわくわくの衝動が抑えきれない。

世界で最も利用者数の多い仮想通貨取引所BiananceのCEO、Changpeng Zhao氏のこの記事、革新的な資金調達方法(ICO, Initial Coin Offering)、私のようなごく一般人もお小遣い程度の資金でお気に入りのプロジェクトに国境関係なく投資できる、もちろん玉石混合、各プロジェクトのホワイトペーパー(仕様書、どのような技術が用いられるか等)に目を通し、すでにプロジェクトが具現化されているかなど自分なりに調べ、自由気ままに自己責任で投資できる、面白い時代ですね。


今までは投資したいstart-upがあっても、ベンチャーキャピタル(VC)しか投資できず、一般人にはanother world状況でしたが、例えば自分のように痛くも痒くもない少額資産でお気に入りのプロジェクトへ投資し、ブロックチェーン時代到来の風を少しでも感じとり、最先端の技術に触れ合うのは日々の生活に活性をもたらしてくれます。

起業家にとっても、VCを通して資金調達するには気が遠くなるほどの労力、時間、手続きが必要で、資金調達後も定期的にVCへ財務、Cash Flow Projectionなどの報告義務があり、面倒な事が多すぎて本業に集中できない弊害がありますが、ICOならばホワイトペーパーでわずか10日間ほどで資金調達ができる。

気軽な資金調達方法なので詐欺も横行してますが。。元ゴールドマンの社員を自称し160倍ICOを派手に宣伝している女性がネットを騒がせていますが、こういうの引っかかる人いるのかな?彼女の経歴書には保有資格としてUSCPA(米国公認会計士)が赤太字でアピールされてます。USCPAは試験は全米統一ですが、ライセンスは各州がそれぞれ発行しており、ライセンスを取得して初めて名刺にタイトルを記載できるとし、試験合格だけではCPAホルダーとしては認められないので、何も記載しないのが通常です。ライセンスホルダーはCPAの横にライスセンスを授与された州を記載します。また、監査法人とかに務めていない限り、CPAライセンスを維持するのは困難なので(というかメリットがない)、私のようにライセンスの期限が切れたケースでは、CPAの横にInactiveと表示します。

話が逸れてしまいましたが、彼女はUSCPAの試験もパスしていないケースでしょう。それにしてもICO関連の詐欺商法は野放し状態ですね。

私は以前、米国大手VC、Sequoiaが出資したstart-up企業でファイナンスマネジャーを務めていた時期があり、当時は四半期ごとにSkype会議でVCへ財務状況を報告し、多くの時間を費やした記憶があります。こんな面倒な事しなくてもプロジェクトに共感を持った世界中の人々から資金を調達できる。ファイナンス部署の仕事も一つなくなってしまうのかな。

こうした新しいサービス、テクノロジーが、私が取り組んでいるビジネスに役立つのではないかなと信じ、今日もTwitterで新たなわくわくを探してます。妻にはスマホ見過ぎっていつも注意されますけど;)^^

日本はこんな感じで寂しさを感じますが。


息子が成人を迎える20年後は一体どんな世界が広がっているのかな。

人生は暇つぶしだよとこの前親友が言ってましたが、激変していく世の中を目の当たりにするのはいい暇つぶしになりそう!

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