個人農家含むSmall Businessにとって、WordPress + WooCommerceの相性は実にいい。
ショップサイトを構築するならWordPressとWooCommerceが最強で間違いないです。
固定費はドメイン代とサーバー使用料のみ。
ドメイン代は年間1,000円前後。
サーバー代は年間15,000円程度(Xサーバーのx10プラン参照)
WordPressおよびプラグイン(拡張機能)のWooCommerceは無料で利用できます。
何よりも素晴らしいことが、WordPress、そのプラグイン(拡張機能)のWooCommerceもオープンソースソフトウェアで、日々世界中のエンジニアが開発に携わり、バージョンアップを繰り返し進化している(使い勝手が良くなっていく)ことです。
プログラミングの知識がゼロでもWordPressでサイトを構築し、WooCommerceを導入しショップ機能を追加することは可能です。
ネットにはWordPressのインストールからドメイン、サーバーを組み込み、WooCommerce導入の説明サイトがあるので、そちらを参照にして問題なく立ち上げることができると思います。
ひと昔前なら個人でネットショップを構築し運営することは叶わず、外注して膨大な固定費請求されるのが関の山でした。
少し前までは多額な費用がかかっていたサービスが無料になり、気軽に導入できる、個人プレーヤーにとって素晴らしき時代の幕開けです。
ただ一つ問題なのは、WooCommerceを詳細に説明した日本語サイトが少なく、日進月歩の進化をみせるバージョンアップに全く追いついていないのが難点。
それにしてもこのWooCommerce、決済機能も秀逸で、Stripeのアカウント登録してID等を入力すれば、Stripe決済が瞬時に利用できます。StripeはVisa, Master, AMEX, JCBに対応。
Stripe最高ですが、コンビニ決済機能が使えるようになる競合のOmise Paymentも気になりますね。WooCommerceに連携しているのもGoodです。
グローバルのネットショプの実に42%が、2018年現在WooCommerceを利用しているとのデータもあります。
日本の既存の決済システムは初期登録費用、月額使用料さらに取引ごとの手数料が課金され、法外な金額が毎月固定費としてユーザーの財布から出ていきますが、StripeもOmiseも固定費は一切なく、取引ごとに決済手数料がかかるだけ。
Stripは3.6%、Omise は2.95% for Visa and Master, 3.6% for JCB, AMEX。Omiseはアカウント作成して残高を引き出す際に振込手数料260円。
FinTechが凄まじい勢いで既存のサービスを飲み込んでいきますね。
これからの時代、持続可能なビジネスを運営していくには、ネット販売で商品のプロモーションをして売上を伸ばし、費用面では固定費を変動費へ変えていくことは必須で、こうした素晴らしいシステムを手軽に導入することで実現できます。
私ども農家もFinTechの恩恵で全国のお客様と直接繋がることができ、本当にいい時代となりました。
これからどんどん新しい、面白いことに挑戦していきます。